アレンジカルボナーラレシピ!
今回は「肉」を作ったアレンジカルボナーラ!
題して
Carbonara di carne【肉のカルボナーラ】〜肉ボナーラ〜
ただ「肉」を使ったカルボナーラとは違います!
「牛肉」「豚肉」「鶏肉」手に入りやすい3種の肉をそれぞれ異なった役割で使用!
さらにmade in JAPANのエッセンスを加えた隠し味!
隠し味はずばり「すき焼き」
肉の美味しさを全面的に出し、日本の伝統的料理を掛け合わせた「日本人好みのカルボナーラ」のレシピです!
それではレッツクッキング!
『Carbonara di carne【肉のカルボナーラ】~肉ボナーラ~』材料
- ミッレリーゲ 120g ※ディチェコNo25使用、茹で時間13分

ミッレリーゲは「千本の線」という意味で、細い窪み線が無数に入っているパスタ。

リガトーニによく似てるパスタ!
ソースが絡みやすい!
- 昆布 20g
- 水 1,000g

- 手羽元 450g
- 玉ねぎ 1玉(約200g)
- イタリアンパセリ 茎5〜6本
- 水 1,000g

- 昆布水 80g
- 砂糖 5g
- 醤油 15g
- 酒 30g
- みりん 30g

「割り下」は薄めに作る!
あくまでカルボナーラの隠し味!
- 牛肩ローススライス 80g
- パンチェッタ 40g
- 鶏のブロード 350g ※追加分は分量外
- 卵黄 2個
- 温度卵 2個
- パルミジャーノ・レッジャーノ(パウダー) 40g
- ペコリーノ・ロマーノ(ブロック) 適量
- ブラックペッパー 適量
- 塩 適量
- EXVオリーブオイル 40g ※仕上げ用分量外

『Carbonara di carne【肉のカルボナーラ】~肉ボナーラ~』レシピ
工程としては、
- 「鶏のブロード」を作る ※前日でも可
- 「割り下」に「牛肉」を漬け込む ※一晩冷蔵庫で休ませるので前日仕込む
- パスタソースを作ってパスタ(ミッレリーゲ)を煮込む
- カルボナーラを仕上げる
大きく分けて4工程です
前日に出来る仕込みをしていたら、当日はワンパンでパスタを作るだけのお手軽レシピ!
『鶏のブロード』レシピ
玉ねぎは適当な大きさにスライス
鍋に水1,000gを入れて手羽元と玉ねぎ、イタリアンパセリの茎を煮込む

アクを取りながら約40分煮込む

濾して出し殻とスープを分ける

完成

前日に仕込んでもOK!
余ったら冷凍保存できます!
余った出し殻の手羽元と玉ねぎは再利用できます
手羽元の骨から身だけを取り出し適当な大きさにカット

チキンライスやスープの具材、パスタの具材など使えるので捨てるのはもったいない!
出し殻の身と鶏のブロードでリゾット作りました

出し殻は美味しく再利用できます!
『割り下』レシピ
材料を全部鍋に入れて火にかける

沸騰させてアルコールを十分飛ばす

冷まして完成

『温度卵』レシピ
・低温調理器で作る場合
63度で30分低温調理

冷やして完成

・鍋で作る場合
鍋に水1,000gを沸騰させる
火を消して水200g、卵2個を入れる

蓋を閉めて9分30秒入れておく

冷やして完成
【Carbonara di carne in stile giapponese〜肉ボナーラ〜】
1.下準備
牛肩ロースはスーパーに売っているすき焼き用の肉でOK

パスタ完成時に縮むのであまり短くカットしなくてOK!
牛肉は割り下に一晩漬けておく

ラップを肉の表面にピッタリ引っ付けて漬け汁を全体に浸かるようにする

さらにラップをして冷蔵庫で一晩休ませる

一晩漬けた牛肉の状態がこちら

牛肉は使う直前に漬け汁を切って、キッチンペーパー等で軽く拭いておく

パンチェッタは薄めにスライス
2.具材をソテーする
鍋にオリーブオイルを引きパンチェッタを中火でじっくりソテーする

パンチェッタにじっくり火を入れていく

パンチェッタに充分火が入ったらフライパンの空いているところに1の牛肉を入れてソテーする

牛肩ロースは裏返して両面ソテーする

3.パスタを煮込む

2に鶏のブロードを入れて強火にして沸騰させる

ブロードが沸騰したらある程度アクを取る

中火にしてパスタ(ミッレリーゲ)を入れて蓋をして煮込む


煮込む時間はパスタ表記時間の13分

蓋をして煮込んでいる最中に水分が無くなってきたら鶏のブロードを少しずつ追加する
逆に水分が多ければ強火にして水分を少し飛ばす
塩で調味
4.パスタを仕上げる
パスタが茹で上がったら軽く混ぜてソースとパスタを完全に絡めさせる

火を止め、EXVオリーブオイル、卵黄を入れて素早く混ぜる

ブラックペッパー、

パルミジャーノ・レッジャーノを加えてさらに混ぜる

皿に盛り、温度卵を乗せ、ペコリーノ・ロマーノ、ブラックペッパーを少々削り完成

『Carbonara di carne【肉のカルボナーラ】~肉ボナーラ~』まとめ

冒頭で書いた通り、3種類の「肉」は異なった役割で調理しました
- 豚肉/パンチェッタ(パンチェッタはカルボナーラの旨味!)
- 鶏肉/手羽元(手羽元は鶏のブロードに使用!)
- 牛肉/肩ローススライス※すき焼き用肉(牛の肩ローススライスはパスタ具材!)
そしてmade in JAPANのエッセンスとは「すき焼き」!
「すき焼き」の「割り下」に漬けこんだ牛肉(牛の肩ローススライス)がこのパスタの隠し味!

レシピもこだわりました
前日に牛肉を「割り下」に漬け込んで、「鶏のブロード」を作っておけば、当日は4工程で作れます!
パスタ(ミッレリーゲ)を「鶏のブロード」で煮込むワンパンパスタ!
ワンパンパスタとは一つのフライパンで最初から最後まで作れるパスタ!
「豚」(パンチェッタ)で味の旨味を出して、さらに「鶏」(鶏のブロード)でパスタを煮込むことで肉の味を浸透させる
最後に隠し味(すき焼き)の「牛肉」を具材とすることで満足感がいっぱいのカルボナーラ完成
そして「すき焼き」といえば「卵」
ソースには卵黄、トッピングに温度卵(全卵)を使うことで、カルボナーラの美味しさの一つ「卵」の風味が弱くならない
「肉」と「卵」と「チーズ」さらに、日本のエッセンス「すき焼き」で新しいカルボナーラを作り上げることができました
それでは『Carbonara di carne【肉のカルボナーラ】〜肉ボナーラ〜』のじゅんまむポイント!

『Carbonara di carne【肉のカルボナーラ】~肉ボナーラ~』じゅんまむポイント
- パンチェッタと鶏のブロードで炊き込むパスタなのでしっかり肉の旨味を味わえる!
- 「割り下」はあくまでカルボナーラの隠し味なので薄めに作る!(カルボナーラ>すき焼き)
- 「割り下」は牛肉を漬け込み、牛肉に味を入れることだけを目的としてるのでソースに直接使用しない!
- ソースと合わす卵は卵黄、仕上げに温玉(全卵)を添えることによって卵の風味アップ、すき焼きのイメージを作る!
- 前日に仕込みさえ済ませておけばワンパンで作れる簡単お家パスタ!
作って頂ければ幸いです
パスタに正解はないかんね!メロリン。。。